Pumpui's Diary

タイに約18年住んだ男のつぶやき

ラダック旅行記 Part 6 Zanskar(5)

Zanglaをあとにする。最初の目的地はPadumの南にあるMuney Gompaだ。車はZanskar川沿いに走りPadumへ向かう。昨日行ったTondey Gompaを左に見ながら車は順調に進む。しかし、この辺りの景色は本当に美しい。Padumを通過すると、道が悪くなってきた。一部は石…

ラダック旅行記 Part 6 Zanskar(4)

車はさらに北東に進み、Zanglaへ向かう。この村にはかつてはPadum王家とZanskarを二分して支配していたZangla王家の末裔が今でも暮らしているそうだ。まずは北外れにあるNunneryへ向かう。Zanskarには意外とNunneryが多い。小高い丘の上に建つGompaに着くと…

ラダック旅行記 Part 6 Zanskar(3)

13時間半かけてようやく目的地のUftiに到着した。道を尋ねた男性はこの家の主で、なかなか来ない我々を待つために道路まで出て待っていたらしい。ありがたいことである。車から荷物を下そうとすると、フセインさんがバッグはどれを下す?水は何本必要だ?と…

ラダック旅行記 Part 6 Zanskar(2)

道路に面しているこの宿では車の音がうるさく、ほとんど眠れなかった。かなり熱いお湯が出る以外、Lehの宿のほうがずっと居心地がいい。 5時。ドライバーが迎えに来た。「Zanskarまで12時間は見てください、なにかあったらさらに時間は延びるので早めに出発…

ラダック旅行記 Part 6 Zanskar(1)

Tsu Moririから戻り、1日ほどLehに滞在。この時点でカトマンズ行きのフライトまで10日ほど残していた。 Zanskarへ行きたかった……。ラダックの南にあるZanskarは、幾重にも連なる険しい山々に囲まれた地域だ。中心地であるPadumまで通じている車道は、Kargil…

【Book Review】『盤上の向日葵』(柚月裕子)

藤井聡太4段の活躍もあり、将棋ブームが沸き起こっている。そんなブームに乗って書いた一冊かと甘く見て読み始めたところ、その思いはすぐに一蹴された。 将棋の街天童市で行われているタイトル戦会場に刑事が訪れるところから物語は始まる。 白骨化された死…

【Book Review】 『スリーパー 浸透工作員 警視庁公安部外事二課』(竹内明)

警視庁公安部外事2課(ソトニ)を追われた元エース筒見慶太朗を主人公とした国際諜報小説。『スリーパー』はシリーズ3作目。今度の相手は北朝鮮の秘密工作員だ。 「背乗り」(はいのり)とは、工作員など他国人が現地人になりすますために身分・戸籍を乗っ取…

ラダック旅行記 Part 5 Tsu Moriri(3)

朝起きて部屋を出る。やはり高地だ、突き刺さるような寒気が肌を襲う。外に出ると、女主が水汲みから帰ってきたところだった。水を背負いながら、これから朝食作るから待っててね、という。この寒さで、朝一の仕事が水汲みとはやはり生活は厳しい。パンと卵…

ラダック旅行記 Part 5 Tsu Moriri(2)

朝起きると、体の調子がいい。寝ることによってだいぶ回復したようだ。 Nyomaを出発し、さらに東へ進む。Lomaという村までは外国人が入れると聞いていたからだ。そのギリギリまで行ってみたいと思っていた。Nyomaを出るとすぐに軍の駐屯地があった。ドライバ…

ラダック旅行記 Part 5 Tsu Moriri(1)

Nubraから戻り、1日だけどこも行かない日を作った。さすがに移動続きで疲れがたまってきたからだ。 ラダックで湖を見ようと思っていた。Pangong TsoとTsu Moririのふたつが候補に挙がりどちらに行くか迷っていたが、旅行代理店に相談するとPangong Tsoは映画…

拘束時間が長すぎる

現地採用時代、拘束時間だけはやたら長いと思うようなことがしばしばあった。 ある会社に勤めていたときの話。当時の仕事は、タイ人作業員の補助や日本から来た方のサポートだった。作業そのものは私がするわけではない(やることもあったけど)が、作業者と…

密入国してしまった

Cさんと会うとどうしても思い出してしまうのがTさん。ネパールを密出国しインドに密入国して数日過ごしたのだった。 バラナシにあるクミコハウスでうだうだしていたある日の夕方、Cさんが数人の日本人と一緒にクミコハウスにやってきた。Tさんはそのうちのひ…

インターネットでつながっていない友人たち

タイに住み始めてから、日本に住む当時の友人たちとはメールで連絡を取り合っていた。だが、3人ほどはなぜかメールではなく、年に一度の年賀状でのみ、やり取りをしていた。この3人のことを書いてみたくなった。 Aさん。 新卒で入社した会社にいたバイトの方…

インドネシアに行ってきた

突然のインドネシア行きだった。 ある方がスマトラ島を取材に行くというので勝手に同行させていただいたのだ。取材目的についてここで述べるわけにはいかないので、メディアに出るころ(たぶん半年以上先)にまた宣伝を兼ねて報告したいと思う。 スマトラ島…

ラダック旅行記 Part 4 Nubra Valley(4)

Turtukに到着したのは13時を過ぎたころだった。車を河原に止めると、砂をロバの背中に積んでいる親子がいた。Guest Houseの場所を尋ねると、橋を渡りまっすぐ行くと見えるという。橋を渡ってから急坂を上り5分ほど歩くと、この日の宿であるKharmang Guest Ho…

ナミヤ雑貨店の奇蹟

東野圭吾原作の映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を見に行きました。 原作に完敗ですね。西田敏行と小林薫にほかのキャストが圧倒されている。彼らの存在感が強すぎです。ストーリーも原作を端折りすぎて、映画が軽く感じてしまいました。原作読んでいないと、理解…

ラダック旅行記 Part 4 Nubra Valley(3)

7時前起床。Guest Houseの前を歩くと、ある家族が水を汲みにやってきていた。水道のない村では、水を汲みに来ることから一日が始まるようだ。宿に戻ると朝食が用意されていた。チャパティと卵、それに昨夜のカレーの残りだ。 この日はTurtukまでの移動のみで…

ラダック旅行記 Part 4 Nubra Valley(2)

Deskitをあとにして車はさらに奥へ進む。次の目的地はHundarという村だ。Deskitを越えるとうねうねと波打つ真っ白な砂丘が広がっている。この砂丘でフタコブラクダに乗って歩き回れるキャメルサファリを楽しむことができるが、この日は行わず、最終日に乗る…

ラダック旅行記 Part 4 Nubra Valley(1)

PhyangからLeh に戻りそのまま旅行代理店へ。代理店の方と訪問した先々での話をしつつ、明日からヌブラ渓谷へ行くツアーを正式に手配した。このエリアに外国人が入域するときは、インナーラインパーミットと呼ばれる許可証が必要だ。個人では取れないため、…

ラダック旅行記 Part 3 下ラダック+花の民(4)

朝食は今日もチャパティと卵焼き。Home Stayに限らずこの地ではこれが定番のようだ。 この日はLehに戻りながらいくつかのGompaを周る予定。8時過ぎにGuest Houseを出発した。このときはまさかもう一度世話になるとは思いもしなかったが…… Lamayuruの街を少し…

ラダック旅行記 Part 3 下ラダック+花の民(3)

Ladakhに入って初めてのHome Stay。Home Stayも大きく2つに分けられ、ひとつは最初からHome Stayを生業にしているところ、もうひとつは特に生業にしていないが、宿泊希望者がいれば受けつけるところがあるらしい。Skurbuchanは観光客が泊まるような村ではな…

ラダック旅行記 Part 3 下ラダック+花の民(2)

再び街道に戻る。車は西に進み、カルツェという宿場町で休憩。なにか買い物をするのであればここでするように、このあとまともな店はないですよ、という代理店の方の話もあり、バナナと水を購入。ドライバーもなんか食べて行けという。陸路移動のときはでき…

ラダック旅行記 Part 3 下ラダック+花の民(1)

07:00、Guest Houseに車が迎えに来てくれた。ドライバーはグショックさんという30代半ばの男性だ。挨拶を交わし、さっそく出発。レー市内を出ても道がいい。この道はスリナガルまで通じている軍事道路ともいえるからだろう。非常時には戦車が走り、場合によ…

ラダック旅行記 Part 2 レー

Jigmet Guest Houseに荷をおくと、寝不足のためか、いつの間にか横になっていた。デリーまでのフライトこそ多少は眠れたが、入国後は一睡もしていない。小一時間ほど経ったころに目が覚めて、以前メールのやり取りをした旅行代理店まで歩いて行った。 Jigmet…

ラダック旅行記 Part 1 バンコク⇒デリー⇒レー

ラダック観光の基点となるのはインドのレーという街。高度3500mほどのところにある。陸路だとマナリからバスで1泊2日というのが一般的なルート。5000m級の峠をいくつか越える長旅だ。空路だとデリーから毎日数便飛んでおり、1時間ちょっとのフライト。この…

ラダック旅行記 前文

以前からチベット文化圏を旅行したいという気持ちがあり、 旅行する時間のある今行かなければいつ行ける?!ということで行くことを決めた。 中国共産党に壊されたチベット自治区には、自分の求めるものはないと判断。 自分の中で思いついた候補地は ・ラダ…

職場での挨拶にワーイは必要か

ワーイとは、胸に手を合わせて行う挨拶のこと。 職場での挨拶というと、思い出されるのは新卒で入った会社でのこと。研修中に配属先の部長が新入社員を連れて社内を案内(10階建て自社ビル)していたときのこと。階段で清掃員とすれ違った際、誰一人と声を出し…

タイのマフィアはナイスガイだった

タイにはマフィアと呼ばれる人がいる。 もちろん日本の⚪️ク⚪️っぽい人もいるだろうが、ここで書くのはそういう人物ではない。タイ語ではผู้มีอิทธิพล(影響力のある人)と呼ばれる男の話だ。 当時の勤務先は製造大手の子会社で、親会社の工場に下請けとしてワ…

逆ギレするタイ人の振る舞い

その会社に入社したとき、会社は以下のような状態だった。 ・入社2,3ヶ月前にタイの同業他社(同族会社)を吸収合併 ・日本人は親会社から出向の1名と現地採用1名 ・タイ側はクライアントをそのまま持ってきていたが、情報(契約条件や売り上げ)開示が不十分で…

なぜ日本の店員は丁寧過ぎるのか

日本に戻って2週間弱。寒さもさることながら、未だ生活に慣れずにいる。 そのひとつが店員の丁寧過ぎる接客。たかが数百円の買い物でも、お客様は神様です、を地で行くような言葉使い。コンビニでは、レンジで温めるものの詳細を聞くのはもちろん、温かいも…