ラダック旅行記 前文
以前からチベット文化圏を旅行したいという気持ちがあり、
旅行する時間のある今行かなければいつ行ける?!ということで行くことを決めた。
中国共産党に壊されたチベット自治区には、自分の求めるものはないと判断。
自分の中で思いついた候補地は
・ラダック
・シッキム
だった。
画像検索を行い、自分のイメージに最も近かったのがラダックだったので、ラダックに決めた。それから情報収集。移動は思ったよりきつそう(正解だった)なので、旅行代理店を通して車をチャーターすることにした。
日本人女性が経営する代理店を見つけ問い合わせ。日程的に希望しているところはすべて行けるようだ。ラダックのさらに奥に位置するザンスカールについて特に知識を持っていなかったが、ラダックに二度と行くこともあるまいと思い、日数にはゆとりをもってチケットを手配した。問い合わせたときには、ザンスカールへの道が閉鎖されており、私の滞在予定期間中におそらく開通するであろうという回答だったのだ。結果としてこれが正解。ザンスカールはこれまで訪れたどの土地よりも美しい景色の土地であり、そこに住む人々の信仰心の強さややさしさが身に染みた旅行となった。