Pumpui's Diary

タイに約18年住んだ男のつぶやき

ラダック旅行記 Part 2 レー

Jigmet Guest Houseに荷をおくと、寝不足のためか、いつの間にか横になっていた。デリーまでのフライトこそ多少は眠れたが、入国後は一睡もしていない。小一時間ほど経ったころに目が覚めて、以前メールのやり取りをした旅行代理店まで歩いて行った。

Jigmet Guest Houseから歩いて1,2分のところにあるこの旅行代理店はHidden Himalayaという。やはり高度3500mのせいか、寝不足のせいか、わずか1,2分といえ、歩くと息苦しさを感じた。

代理店に入ると、日本人女性が迎えてくれた。この日に行くことは伝えてあったので、すぐにわかってくれた。明日から早速出かける、というのはやはり高度順応できていないので無理、早くて明後日から動きたいという旨を告げ、先方もそのほうがいいということで話を進める。

  • 下ラダック+花の民 (2泊3日)
  • ヌブラ渓谷 (2泊3日)
  • ツォモリリ (2泊3日)
  • ザンスカール (6泊7日。移動に4日かかるのでザンスカールに4泊。域内は丸3日)

話を聞きながら以上に様な大雑把なスケジュールを立てた。

下ラダックは高度があまり高くないので、高度順応に適していること。パンゴンツォとツォモリリとふたつの湖があるが、パンゴンツォはインド人の間でブームになっていてインド人だらけだから、静かな環境を求めるならツォモリリのほうがいい。ザンスカールはまだ道路が開通していない。ただ、上の3つのツアーに行ってる間に開通するのは間違いないということで、日程を立てると、私の滞在予定の間に6泊7日で行くことは可能、ということだった。

ツアー自体は前日に決めてもらえばいいですから、ということで今日のところは体調が万全でないことから回答を保留した。両替所を教えていただき、米ドルを両替。1$⇒63IRP。滞在中になんどか両替したが、ずっと同じレートだった。ネパールと違い、レーでは各両替所にレートが表示されていなかった。

 

わずか10分程度歩いただけでも、息の乱れが明らかだった。さらに軽い頭痛。これは一度戻ったほうがいいと思い、Guest Houseに戻って仮眠をとった。

夕方になって起き上がると、頭痛はだいぶ治まっていた。まだ食事をとっていないなあ、と思ったが、なぜか空腹を感じない。レーの街を散策する。マニ車を回しながら歩いている人、いかにもインド人といった顔つきの人、モスクから聞こえるアザーン、いかにも異国に来たという気持ちに浸ることができた。

 

翌朝、起きると明らかに頭痛は治まっていた。朝、散歩したところ、息苦しさは変わらない。前月、ネパールで行ったムクティナートが3700m程度。2700m程度のジョムソンからバスで入ったときにかなり息苦しさを感じた。高度が上がると空気が薄くなるので、当然のこと、これは慣れるしかないだろう。しかし、レーの街は坂が多い。ちょっと歩くだけでもハァハァと息が切れる。

散歩のあと、旅行代理店を訪れ、予定通り下ラダック+花の民のツアーを依頼した。ツアーといっても、個人で車をチャーターするので、自分が行きたいところに行くことができる。昨日提案のあったスポットにいくつか追加してもらい、明日7時にピックアップしてもらうことにした。

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イスラム教徒のパン屋