Pumpui's Diary

タイに約18年住んだ男のつぶやき

ラダック旅行記 Part 3 下ラダック+花の民(4)

朝食は今日もチャパティと卵焼き。Home Stayに限らずこの地ではこれが定番のようだ。

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この日はLehに戻りながらいくつかのGompaを周る予定。8時過ぎにGuest Houseを出発した。このときはまさかもう一度世話になるとは思いもしなかったが……

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Lamayuruの街を少し離れたところにあるMoon Landといわれる異様な形をした黄褐色の岩肌の山々を見ながら、車はWanla Gompaへ向かう。

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Wanla Gompa

村の中心にある岩山の上に建つGompa。この地のGompaはどこも山の上にある。入り口に着くと僧が一人髭を剃っていた。ドライバーが交渉してお堂を開けてもらう。Alchiに似た構造のお堂に千種観音などが祀られている。壁画も痛みが激しいがまだ見られる程度に残っていた。山の上からの景色もいいのだが、若い僧の態度が感じ悪く、長居したくなかったので早々に引き上げる。Lamayuruからそれほど遠くない地にもかかわらず、ひとりで任されているのは苦痛なのだろうか。お堂のカギを開けると案内することもなくすぐに消え、お堂以外を見学して再び戻るとカギがかかっていた。またほかにもいくつかお堂があったが、現在公開しているのはここだけということで、ひとつしか見学できなかったのは本当に残念だった。Sukurpchanとは大きな違いだ。

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Lamayuruから来た道を戻り、再び街道に出て、次の目的地Saspolへ向かう。

Saspol

村の北側にある洞窟の中に壁画が残されている。「旅行人ウルトラガイドブック「ラダック」」によると、洞窟は全部で五つあるらしいが、ほとんど崩壊しているようで残っているのは唯一扉が残っている洞窟のみらしい。洞窟といっても山を登ったところにあるため、車を途中で止めて、ドライバーと一緒に登っていった。我がドライバーは、この唯一扉が残っている洞窟以外行ったことがないということで行かなかったが、戻ってからネットやガイドブック(前述した「ラダック」はザンスカールへ行く前に旅行代理店の方から借りたもので、この時は手元になかった。なお、古本市場でも見かけないので、ラダックに行こうと考えている人は見つけたら即買いである)を見ても、ドライバーの言うとおりだと思う。個人的にはAlchiより壁画の印象が強く残っている。どうやら自分は洞窟寺院というのが好きらしい。

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洞窟寺院を見終え山を下りる。すると村人が集まってなにやら集会のようなものを行っていた。ちょっと覗くと、座って食事をしているようにしか見えないが、人々はなにか楽しそう。結局ここでも紙パックのジュースをいただいてしまい恐縮してしまう。Sukurupchanと似たような集会と思うが、こちらは日中だったせいか、アルコールは回っていなかった様子。

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再び街道に戻り、次の目的地Likirへ向かった。

Likir Gompa

街道から外れて一本道を5kmほど進んだところにある。村の奥に位置する。かなり大きなGompaではあるが、ほとんど印象に残っていない。境内にある巨大な像があったことくらい。

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さらに東へ向かいPhyangへ。

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ここはPhyang Gompaの前に村の奥にあるGuru Lhakhangへも足を運んだ。

Guru Lhakhang

村の東外れにある山の中腹にある小さなお堂。まずはカギを持っている村人を探し、家を訪ねる。ドライバーが食事誘われているけどどう?というので茶だけならということで家を訪問。だが茶だけで済むわけなく、やはり食事を出された。素朴なチャーハンのようなもの。ドライバーと村人がなにか話しているが、よくわからない。ここでなんとかぶせてあった歯が取れてしまったのだ!この歯、1年かけて一度治したのだけど、最後のチェックの際に問題が発覚してやり治した歯。結局2年越しで今年の2月にようやく治療が完了したばかりだった。この間約2年……取れた歯を財布に入れておく。タイに戻ってから被せ治してもらった。

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食事を終え、カギを持っている管理人とともに山を登る。SaspolといいこのGuru Lhakhangといい、とにかく登ってばかりの1日だったが、ここもSaspol同様、素晴らしい壁画が残っていた。赤を基調とした色鮮やかな壁画は希少なもの。保存状態があまりよくない上に、修復されることもないと思われるので、こちらも早めに見に行ったほうがよさそうだ。

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Phyang Gompa

Likir Gompa同様かなり大きなGompaだが、僧はほとんどおらず。特に印象は残っていない。

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メモの一部を紛失してしまっており、その時々の心情をあまり描写できませんが、思いつくままに書き綴っています。

 

※ 9月19日日本のテレビでこのPhyangが登場。なつかしい風景を見ることができました。Guru Lhakhangも映っていましたが、かなり修復されているようです。よかったのかどうか(どこまで復元されているのか?)なんとも言い難いですが。