突然のインドネシア行きだった。
ある方がスマトラ島を取材に行くというので勝手に同行させていただいたのだ。取材目的についてここで述べるわけにはいかないので、メディアに出るころ(たぶん半年以上先)にまた宣伝を兼ねて報告したいと思う。
スマトラ島のメダンから入国し、スマトラ島を列車、バス、飛行機を使って周り、南部の港からフェリーでジャワ島へ渡り、ジャカルタまで列車で移動した。スマトラ島は旅行者を見ることもなく、また英語がこれまで旅行した国の中では最も通じなかった。取材先がかなりローカルな土地が多かったので、タイの田舎も似たようなものかもしれない。ホテルのフロントで、英語の数字さえ通じないこともあった。それでも取材者が英語でなんとか説明していると、英語のできるインドネシア人が現れて、間に入って助けてくれることも多かった。ある親切な女子大生らしきインドネシア人には、写真撮影を求められた。その後、彼女たちはFBに投稿したようだ。
インドネシア料理というのがどういうものなのか、よくわからないまま取材を終えた。取材チームの方々は何度かインドネシアに来ているのだが、やはり中華料理のほうが日本人の口に合うのは確かなようだ。シアンタールという街の華人経営のレストランで食べた酢豚とジャカルタの有名店(通称:俺の餃子)の餃子は絶品だった。
インドネシアはイスラム教徒が世界で最も多い国だ。モスクは村にひとつ以上あるんじゃないか、というくらい多かった。時折キリスト教会も見ることがあったが、やはりモスクにはかなわない。バリ島へ行くとヒンドゥー教であるが、スマトラやジャカルタではヒンドゥーを感じることはなかった。犬を忌み嫌うイスラム教なので、犬を一度たりとも見ることがなかったのは当然か。また至るところにバッテリーを充電できる(もちろんフリー)ところがあった。駅はもちろん列車やバスにもあった。
今回は移動が多く、街をゆっくり見ることはできなかったが、シアンタールのように気に入った街があればそこでゆっくり過ごすこともしたいと思わせる10日だった。
駅前にいるペチャの客引き
ペチャ
バス車内
駅にはこんな形で充電できるようになっている
シアンタールの華人食堂にいた流し
帰省するのかな?
この国の人はカメラを拒否らない人が多い
ワンボックスで移動中、物売りがやってくる
結構売れている
客がいないので暇らしい
ドライブインにて
揚げ物が多い
カメラ目線のペチャドライバー
楽しそうだ
駅前食堂にて
駅の構内に入れないので、弁当売りがフェンス越しに営業活動
メダン郊外のモール
車内でコーヒーを。車内販売は1時間に一度くらい回ってくるが、このときはなぜか男性の売り子のみ。そのせいか売れ行きがいまいち。
駅前食堂にて
フェリー乗り場
フェリーで戦車を輸送するらしい
ホテルの天井。メッカの方向を指している