Pumpui's Diary

タイに約18年住んだ男のつぶやき

ラグビー大学選手権準決勝を見に行く

1月2日といえばラグビー大学選手権準決勝が行われる日である。

1990年代の数年は友人たちと国立競技場へ見に行き、帰りに明治神宮へ初詣に行くのが習わしだった。友人たちはいつの間にか結婚し、私はタイに住むようになったので、途切れてしまっていた。たまたま別の友人が誘ってくれたので、20数年ぶりに行くことにした。

当時は国立競技場で行われていたが、現在は秩父宮ラグビー場で行われている。ラグビーを見るならこちらのほうがずっと見やすい。最寄駅は外苑前。だが20数年ぶりに古巣の職場を見たく、ひとつ手前の青山一丁目で降りて歩いて行くことにした。

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古巣のビルを通りると、その変わりように驚く。さらに足を進め、社食にお世話になった総合商社の前を通り、待ち合わせ場所へ。友人がチケットを事前に買っていた。恐らく秩父宮初めてのメインスタンドでの観戦だ。早く着いたので、寒さに震えながら試合が始まるのを待つ。

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さて、第一試合は明治VS大東。明治は言わずもがなの伝統校。大東は自分が学生時代の強豪校だったが、最近は低迷している。ようやく復活の兆しが見えてきたといったところか。ゲームは大東が明治をスクラムで圧倒。前半は終始大東ペースだったが、後半明治が風上に立つとバックス勝負に出た明治のペース。バックスが展開し始めると大東のディフェンスがボロボロにされた。センター梶村の神がかり的なチャージからのトライなどもあり、明治が逆転で勝利。大東は攻めていながら反則やミスでチャンスを逃すというチームカラーが今でも変わっていなかった。どことなく不器用な大東は、自分と似ているところがあって好きである。一方フォワードにこだわらずバックスで展開する明治のラグビーは、自分が学生時代にはありえない。

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第二試合は帝京VS東海。去年の決勝と同じカードだ。前半東海がいきなりのノーホイッスルトライで面白くなるかと思ったが、さすが帝京。終始優位に立ち、いつのまにか逆転してゲームは終わった。東海はもう少し外国人選手の突破力を有効に使ってほしかったし、日本代表にも選ばれているフルバック野口にもっと積極的に攻めていってほしかったのだが、チーム事情もあるのだろう。野口のディフェンス、特にボール処理は学生レベルではちょっと抜けていた感があった。帝京のボール回しはベスト4の他校と比べて明らかにレベルが違う。さすが8連覇中の王者である。

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決勝は対抗戦でも帝京が勝利しているとおり、帝京圧倒的有利。明治がどこまで食い下がれるかに焦点は絞られそう。残念ながら当日は仕事先への移動日のため見ることができないが、明治の健闘を祈るばかりである。

恒例の明治神宮への参拝はなく、そのまま友人と新年会。ちょっと高級な焼肉屋で、今年の肉初めとなった。

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石焼きかきご飯が絶品だったことを記しておく。