登場人物の関係が複雑な話。
先に概略を書いてみる。
甲さん:今回の中心?人物。
Aさん:甲さんの友人。私の友人。Bさんは存在を知っている程度。
Bさん:甲さんの友人。私の友人。Aさんは存在を知っている程度。
Cさん:甲さんと顔見知り。私の友人。Aさん、Bさんと面識なし。
私:甲さんとは顔見知り程度。会えば挨拶するくらいといえばわかりやすいか。
Aさん、Bさんそれぞれから甲さんにまつわる話を聞く。
まつわる話、以下わかりやすく「情報」と書いてみる。
Aさんから聞いた情報、ア、イ、ウ、エ、オとあったとする。
Bさんから聞いた情報、カ、キ、ク、ケ、コとあったとする。
ア~オの情報、整合性が取れており、不自然な点はない。
カ~コの情報、整合性が取れており、不自然な点はない。
ところが、ア~コの情報、すべてを合わせると、整合性が取れていないように解釈できるのである。
Aさんの情報が、Bさんの情報をそれぞれ否定しているものでもない。
Bさんの情報が、Aさんの情報をそれぞれ否定しているものでもない。
ただ、ア~コすべてが事実だとすれば、甲さんは人間ではないのでは?
と思うくらい、整合性が取れない人となってしまうのである。
恐らく、AさんもBさんも噓をついている(もしくは私をだましている)意思はないと思う。甲さんがAさんやBさんに対して偽っているのかもしれない。
大事なのは「一次情報」ということ。
ア~コの情報、私はなにひとつ甲さんから聞いていない。正誤を判断できない。
新卒で働いていた会社で教わった言葉「現地現認」。
現地へ行き、自分の目で確認したことだけが事実であるということ。
ウクライナやロシアに関する情報が色々と入ってくるけれど
自分の目で見たものはない。ジャーナリストが報告していることを
闇雲に信じるのではなく、なにが真実であるか、
自分の頭で考えることが大切なんだなあと思う昨今である。
なぜこんなことを書き始めたかというと
久しぶりにCさんと話す機会があり
甲さんの話題を持ち出してきたからである。
甲さん、私にとって永遠に謎の人物で終わりそうである。