Pumpui's Diary

タイに約18年住んだ男のつぶやき

ラグビー大学選手権準決勝を見に行く

2018年に続き2019年もラグビー大学選手権準決勝を見に行くことができた。

早稲田VS明治、天理VS帝京と2試合とも好カード。

予定通り家を出ると、バスが満席で乗れないというアクシデントもあったが、運よく乗ることができ、友人との待ち合わせ時間に間に合った。チケットは友人が持っており、さらに自由席だったため、遅れていたらどうなっていたことか……。新年早々、運がいい。

第一試合が伝統校同士の対決ということで、ラグビーファンというより早稲田や明治の卒業生が数多くに見に来ていたようだ。指定席が取れなかったので、ゴール斜め後方の席を確保。スタンドは満席。

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徐々に席が埋まり第一試合開始のときには立ち見が出るほどだった

早稲田VS明治は、実力差があっても例年接戦になるところが伝統の一戦らしい。今年は慶應や帝京を含めた対抗戦グループ4校の実力が伯仲しており、どちらが勝ってもおかしくない接戦が予想された。12月の早明戦で惜しくも敗れた明治は、早稲田を研究したのかディフェンスで早稲田を上回り、リベンジを果たした。早稲田もディフェンスはよかったのに、FWの集まりがいまひとつ対抗戦よりも遅かった気がしたのが残念だ。準々決勝の慶應も対抗戦では早稲田に敗れたが、選手権ではしっかりと敗因を研究し修正してきた。大学ラグビーに限らず、日本人の学習能力が高いことを証明している気がする。

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明治が対抗戦の雪辱を果たした

第二試合は天理VS帝京。10連覇を目指す帝京に関西王者の天理が立ち向かうという構図。関西王者天理は留学生のパワーだけではなく、ひたむきなタックルによるディフェンスがすばらしい。スクラムでも帝京を圧倒。準々決勝の大東文化戦で、天理のスクラムの強さは目を見張るものがあると思っていたが、帝京はペナルティトライを許すなど予想以上に実力差があったようだ。帝京は開始早々SOが脳震盪で退場したのが誤算だったかもしれないが、FWの寄りがいつもより遅かったのはどうしたのだろうか。

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天理快勝!帝京10連覇ならず

第二試合のほうがボールを回す時間が長く、見ているほうは面白かった。関東優位の大学ラグビーのなか、天理は競合が少ない関西でよくあれだけのチームを作ってきたと思う。この試合のほうが好カードと思っていた自分にとって、第一試合が終わると席を立つ観客が多かったのはもったいないとしか思えない。これが日本ラグビーの人気の実態であることも事実だ。

帝京の10連覇はなしえなかったが、打倒帝京で大学ラグビーのレベルは格段に上がったことは、帝京の功績だと思う。ディフェンスのレベルの高さと運動量の多さ(プレイの継続が長くなっている)は、自分が学生だったころと比べて格段に向上している。(ルールが違うので一概に比べるのも抵抗ありますが)

また映像、写真ともカメラマンに女性が多いように思えた。あんな重いカメラ持ってすごいなあ、と素直に尊敬したい。

決勝は明治VS天理。残念ながら所用で観戦に行けないが、好ゲームが期待される。

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行きたかったなあ……

観戦を終え、昨年同様友人と新年会。今年は財布にやさしい新宿の思い出横丁へ。ラグビー談議に花を咲かせ、一年が始まった。

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串盛り