Pumpui's Diary

タイに約18年住んだ男のつぶやき

マルチの勧誘を見る

土日とだれとも話すことなく、休日が過ぎた。

ちょっといいニュースがあったので、休日は本の大人買い。あれもこれもとポチっていたら、2万円近くになっていた(郵送料含む)。最近は本を買うといっても、読む本というより資料っぽい本が半分近くになっている。全部を読むのではなく、必要なところだけ読む、眺めるといった感じ。電子書籍は小説1冊のみで、喫茶店で読了。気が向いたら書評を書く。この作家、いつもあとがきに大学時代の知り合いへ感謝の辞を書いている。知り合い、すごい人だったんだなあ、と改めて思う。

その本を読んでいた喫茶店での出来事。

空席がなく、唯一空いていたのが男性ふたりが話し込んでいる席の隣。見るからに地元のマイルドヤンキーといった風情、20代前半の男性ふたり。一人はきちんとスーツを着込んでいるが、もう一人はジャージ姿。話を聞く限り勤め人らしい。スーツを着込んでいるほうがいかにも美味しそうな話を持ちかけ、ジャージ姿の兄ちゃんはうんうん頷いている。しばらくすると、スーツを着込んでいる男の親っぽい同世代の男性が登場し、それらしい講義を始める。さらにジャージ姿の男がもう一人登場して、親の話を3人で拝聴している。

自分の周りではマルチにはまったのはいないんだけど(タイは別)、なにやってるんだかなあ、と。自分はひとりで喫茶店に入ったときは、本を読んだり、仕事の資料を読んだり整理したりするのが好きなのだけど、こういう連中がいるとつい聞き耳を立ててしまう癖がある。東京八重洲で時間調整のため入った喫茶店は、マルチと保険の勧誘に来ている客しかおらず、いや~な思いをしたこともあった。喫茶店のこういう使い方は止めていただきたいものだ。

今週途中で仕事が終わる予定だったが、来週再び来ることが決まった。ただ週末をこの地で過ごすことはない。しばし当地の喫茶店ともお別れです。