Pumpui's Diary

タイに約18年住んだ男のつぶやき

資格試験を目指した人たち

新卒で入った会社では、働きながら資格試験を目指していた人、挫折して社員になった人を多く見てきた。

最初の配属先は社員よりもパートナーと呼ばれるアルバイトの方が多かった。彼らのなかには司法試験、公認会計士司法書士を目指しながら正社員の道を選ばず、アルバイトで生活をしている方がなん人もいた。彼らはいわゆる難関校(早慶上智、MARCH)を卒業していた。自分は大学を出てそのまま入社してきた若造であり、彼らのほうが年上かつ業務知識(業務上必要な法律や会計知識)が豊富であり、色々と教わったものだった。自分が在職中に彼らが資格を取得することはなく、タイに住み始めてから連絡を取ることもなく、その後の消息は不明。一番お世話になった方は40半ばで病に倒れ、亡くなっていることは親族から連絡があって知っている。

在職時の管理職にも似たような方が2人いた。2人とも大学を卒業後、司法試験を目指しながら断念し、初めて就職した会社が勤務先だった。彼らはその会社で実績を上げ、課長となっていた。

ふと思い出したので書いた次第である。